2019.03.25

”徹底的にシンプルに!これが未来のクルマ?「テスラ・モデル3」

今回のJAIA試乗会では、テスラの最新モデル「テスラ・モデル3」が展示されていました。
展示のみのため試乗はしていないのですが、
次世代カーメディア「Next Car Generation」としては、こうした次世代のクルマにもとても興味があり、見させて頂きました。

まず目をひくのがフロントグリルです。
見てください、コチラ。


フロントグリルが全くありません!

フロントグリルは、アストンマーチンやアルファロメオのそれの様に、エンジンやラジエター
を冷やす機能以外にも、クルマのデザインアイコンとなる重要なものだと思っています。

それがモデル3には存在しません。
担当者の方に話を伺うと。
バッテリーやモーターが冷えれば良いので、エンジンを冷やすほどの冷却は必要なく、
つまりフロントグリルは必要がないとのこと。
(冷静に考えればなるほどその通りか・・・と納得いたしました。)

一応バッテリーとモーターを冷やすために、フロント下部にダクトは
あります。

無印良品は、無印であることが逆にアイコンとなっていますが、
モデル3もそのように、今までのクルマにあるものがない、と言うことが
テスラにとってのデザインアイコンなのでしょうか。


次に室内です。これまたシンプル!
今までのクルマにあった、メーターやスイッチパネル、その他諸々全部ありません。
あるのは、ウッドパネルにステアリングと、15インチのディスプレイモニター。
まるでAPPLEの店内に入ったようです。

このディスプレイで、運転モードの選択、ナビゲーション他、すべての操作が行えてしまうとのことです。


△室内動画です。モデル3の内装雰囲気をお楽しみください。
(スピーカーの音質もすごくいいんです!)

必要のない部分は徹底的になくしシンプルに。
こうしてモデル3の運転席に座っていると、いかに自分たちがいろんな情報に囲まれて運転していたのか思い知らされます。
まさにこれが未来のクルマと言うのでしょうか。非常に面白い体験をさせて頂きました。


テスラ・モデル3は2019年中には日本国内での発表、デリバリーが発表される予定とのことです。
アメリカでは4万2900ドルからの価格設定(日本円では480万円くらい?)今年非常に楽しみな1台です!