2014.07.20

大学生試乗会~フォード車



6/28日に開かれた「Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with FORD」に参加し、快晴となったツインリンクもてぎ南コースで、Next Car Generation学生レポーターが新型フィエスタ・フォーカスに試乗しました。その模様をお届けします。

話題の新型車、フィエスタ&フォーカスの魅力とは・・・?

これが1リッター!? 乗った瞬間、フィエスタの虜に!

1リッターとは思えないほど、エンジンにはトルクがあり、エクステリアも非常にスポーティな印象を受けました。実際に試乗を行って感じた事は、無駄なく絞り込まれているということです。全体的にカッチリとしており、剛性がありながら非常にしなやかで、サスペンション、内装などの完成度も非常に高いクルマであると思いました。
(石井 達也)

床まで踏み込み、序盤から1.0リッターとはにわかに信じ難い引っ張り強さを感じた。ステアリングは軽いようで、しっかりと路面に沿った感触を得る事ができ、ドライバーにいかなる状況においても不安を与えない作りであるように感じました。また、コーナリング時のロールはやや大きいものの、アシが粘りに粘ることに驚きました(トラクションコントロール未発動)。扁平率の高いタイヤを標準装着しているのにも関わらず、コース終盤の凹凸をしっとりと乗り越えたことにも感動しました。やはりドライバーとして、パッセンジャーとして乗ってみないと分からないです。またヨーロッパ・フォードによる、アストンマーティンのような顔つきや、内装の作り込み品質の高さなど、随所にヨーロピアンテイスト溢れる、スタイリッシュなコンパクトハッチバックに仕上がっているという印象を受けました。
(西坂 和浩)

足回りがとてもしっかり作られており、挙動が破綻することなく粘る足周りのセッティングでとても好印象でした。
ヨーロッパの市街地で鍛えられたフランス車の『猫足』とイタリア車の鋭い切れ味の足回りの中間的な挙動でした。ずっと乗っていても飽きない感覚でした。
エンジンは3気筒ターボとは思えない・・・というと2気筒ターボにも乗ったことがあるので「まあ大したことは無いだろう」と想像していましたが、予想を覆してくれました。
実際に私はハンドルを握ったわけでは無かったですが、助手席からも不自由のないトルクとパワー感を感じさせてくれました。
(福澤征人)

一方、フォーカスは?

買い物から旅行までこの1台でこなせると感じました。また、プロドライバーが運転すると、モータースポーツもこなせるという一面を感じる事ができ、感動すら覚えました。
(鶴岡 義広)

これまでフォード車に触れる機会が無く、フォードといえばマスタング!だった自分にとって良い意味で、これまで抱いていたイメージが裏切られる体験になりました。
発進してまずハンドルの軽さに驚いたのですが、その割にフワフワとした不安感は皆無で不思議な感覚でした。平坦なサーキットではもちろんでしたが、凹凸のある一般道でも楽しく・ラクに運転できるのではないでしょうか。
男性4名乗車で乗りましたが、その状態でも加速は力強く、充分なパワーだと思いました。組み合わされるデュアルクラッチ式のミッションは、まるで普通のATの様に静かに発進してくれます。
外装も内装も特徴的でカッコイイし、コンパクトカーとして良く出来たクルマ、という印象です。
これまでの豪快で荒っぽいというフォード車に対する勝手なイメージが、実際に車に触れる事で大きく変わりました。小型車をこんなにも端正に仕上げていたなんて、本当に驚きでした。素晴らしい機会を下さいましたフォード・ジャパンの皆様、太田哲也スポーツドライビングスクールの皆様に心から感謝です!
(公木一成)