2019.03.25

・ルノー ルーテシア R.S.トロフィー アクラポヴィッチ

こんにちは!NextCarGenerationメンバーの遠藤です。
普段は、TEZZO BASE RACE&SERVICEというサービスファクトリーでメカニックをしています。
今回は、NCGがメディアとして機会をいただき太田哲也顧問引率の元、JAIA(日本自動車輸入組合)の試乗会へ行ってまいりました。
その中で、私も何台か試乗をさせていただきましたので、「クルマ好きの20代」かつ「若手メカニック」目線でレポートをしたいと思います!

最初に試乗させていただいたクルマは、ルノーのルーテシアです。

ルノーといえばイエロー!ルノーのアイコンである「ジョンシリウス」と呼ばれるゴールドのようなカラーリングが鮮やかな一台です。
明るい色のクルマは、乗り込むたびに元気をもらえそうで好きです。

このクルマのグレードは「R.S.トロフィー」と、ルノースポールの冠が付いた、いわゆるルノールーテシアの中でもスポーツグレードになります。

さらには、ルノースポールの中でも最高峰のパフォーマンスを持つとされる「トロフィー」は、搭載されるエンジンも他のグレードとは一線を画します。
エンブレム類はブラックアウトされ、足元の真っ赤なブレーキキャリパーや大きなリアウィング、外観もすごくかっこいいです!すでにチューニングカーの雰囲気が漂います。

なんといっても、アクラポヴィッチというヨーロッパメーカーのマフラーが装着されていて、エキゾーストノートは心地よく、アクセルを踏んでいくと迫力があり、思わずアクセルを踏み込んで楽しんでいました。
カーボンのマフラーエンドが、よりスポーティさを演出しています。

乗り込んで、一番最初に感動したポイントが、真っ赤なシートベルト!普通、シートベルトは黒のイメージですが、スポーティかつ遊び心があっていいですね。

ステアリングのステッチや、センターマークにもレッドが採用されていて、心をくすぐられました。
いざアクセルを踏んで走り出してみると、1600ccとは思えないほどパワフルで、高速道路の合流も楽々でした。
ルノー フォーミュラ1のDNAが注入された6速のEDCミッションは、嫌なショックもなくスムーズかつスピーディに変速してくれますので、まるでF1車両をドライブしている感覚もありましたが、長距離のドライブでも疲労感は少ないと感じます。

「車に乗る」というと、何か目的地を設定して運転することがほとんどだと思いますが、このルノー ルーテシアR.S.トロフィーは、特別仕様のマフラーサウンドなどドライビングプレジャーに溢れ、運転しているだけでも非常に楽しいお車なので、当てもなく「ルノー ルーテシアR.S.トロフィーをドライビングする」というドライブをしてみたいですね。

取材・文:遠藤 亜々瑠