2017.11.02

”引き算の美学” マツダ 魅 CONCEPT

皆さんは、一目惚れの経験はありますでしょうか?

 

ただ見惚れてぼーっとしてしまい、他のことなんて全く見えなくなる瞬間。

 

そんな思いにさせてくれた1台を東京モーターショーにて見つけました。

 

それがこちら

「マツダ 魅 CONCEPT」です。

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次世代マツダデザインのビジョンを示すコンセプトカー「マツダ VISION

COUPE」の1台です。

 

エアロパーツや、角をつけるのではなく、スッキリと丸みを帯びたデザインから感じるシンプルな美しさ。

そこが一番の惚れた理由でした。

 

私はこの車についてもっと知りたい!と思い、マツダ株式会社国内広報部マネージャー町田晃さんにインタビューさせて頂きました!

 

 

大塚「この車、すごいカッコイイです、見惚れてしまいました。ムダをそぎ落としていると言いますか、角度や動きを重ねないで、要らない物をそぎ落としたような美しさを感じました。」

 

町田さん「ありがとうございます!まさに大塚さんが感じて頂いた通りの狙いを持った車です。この車は、まさに「引き算の美学」なんです。」

 

大塚「引き算の美学、ですか?」

 

町田「はい、普通はシンプルにすると凡庸になってしまうのではないかという恐怖心から、何もかも加えようとして付け足して行くのですが、敢えてシンプルにして面を研ぎ澄ましていき、そしてその面に移り込む光や景色の移ろいによって美しさを表現しているんです。

 

例えば日本の伝統工芸である漆塗りも、見事に面を見せることで美しさを作り出している。そういった無駄な要素を極力そぎ落としたところに美しさを見出す日本独自の美意識を、クルマのデザインに表現しているんです。」

 

 

大塚「日本人だからこそ生み出せるクルマなんですね。本当に惚れてしまいました。できればお金を貯めて購入したいのですか…ところで市販化はいつ頃を予定しておりますでしょうか?価格も知りたいです!」

 

町田さん「そうですね~(笑)まだ価格はこれからでずが、2019年の市販化を目指しています。マツダのコンセプトカーは、今迄もほぼそのままのカタチで市販化されています。楽しみにしていてください。」

 

大塚「ありがとうござました!楽しみにしています!」

 

 

海外市場を狙って似たタイプのスタイリングのクルマもあるなか、日本人が持つ美意識、深層にある美しさをクルマに体現させている「マツダ

魅 CONCEPT」。

 

是非乗りたい1台です!