2016.02.26
McLaren 570S
その車はフォーミュラ1譲りというべきでしょうか…
「私にはこの車の能力を引き出すことはできない。」
そう感じました。ひと目見たときから圧倒されて、、、
マクラーレン第3のシリーズ「Sport Series」の最初のモデルとして登場した、
この「570S」。
雑誌では何回か見てはいましたが、実際に見てみると、
もうそのスタイルにワクワクし、思わずテンションが上がりました。
日常的に運転することを想定なんて嘘だ、そんなことを言いたくなります。
まず外観は空力を考慮した低い車体と流れるようなフォルム、
なんと言っても、この特徴的なドアの開き方には、
思わず両ドアを開いて写真を撮ってしまいました。
エンジンのスタートボタンを押すと、正に飛び立ちそうなエンジン音が!
またまたテンションが飛び上がりました。
同日、見させて頂いたウラカンに比べると落ち着いたジェントルなサウンドに
(それでも勇ましいですよ)心惹かれました。
今回は光栄なことにNCGサポーターの太田顧問のご友人である、
モータージャーナリストの菰田潔さんの助手席に同乗させていただいた。
菰田さんが軽くアクセルを煽ると加速はまさにシートに貼付けられるというような。
思わずニヤついていました。
なによりも加速時の伸びやかなエキゾースト音はたまらない。
しかし、そのスピード域にも関わらず旋回時も不安を感じず、
それについて菰田さんに尋ねると足回りのセッティングだけでなく、
シャーシーがとてもしっかり造られているとおっしゃておりました。
さすがは世界最高峰のスポーツカーメーカー。
存分に体感させていただきましたー!
F1も好きな私からしたらまさに最高の体験でした。
いつか自分の手で操り能力を引き出してみたい、そう感じました。
文/NCG木暮